⑥ 余滴 「ペンテコステ」
きょうは「ペンテコステ(聖霊降臨節)」です。使徒言行録2章1節以下には「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人ひとりの上に留まった。すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し始めた」とあります★ペンテコステ、なんとも不思議な光景です。ある人は「ヘンテコですって」と読み間違えたぐらいです。たしかに、人間の目にはヘンテコな出来事が起こったのです。でも、神さまの霊は私たち人間の思いを越えて、風のように自由に、炎のように激しく、イエス様の死んだ後、途方に暮れていた弟子たちを立ち上がらせたのです。そして、この日が教会の誕生日となったのです★『こどもさんびか改訂版』に、“ふしぎなかぜが ぴゅっとふけば なんだかゆうきがわいてくる それがせいれい・・・”という歌詞があります。この不思議な風は、いまも吹いているのです。「一同が一つになって集まっている」所に、そう、私たちのこの教会の上に!そして、新しい江古田教会がきょう誕生するのです。いま聖霊の力を受けて。