9月第四日曜日、
長かったこの夏の暑さも終わりをつげ、
教会の庭にやっと涼しさが戻ってきました。
お陰で、本日はこうしてベランダで絵手紙教室を行うことができました。
先週開催された恒例のオープンハウスでは、たくさんの
人でこの庭が賑わいましたが、
本日は静寂も戻り、芝生の緑を感じながら
ひたすら筆先に神経を集中させました。
モチーフをじっと見つめて
「懸腕直筆」!
直筆は、線の中心を穂先が通ることをが原則です。
先人が編み出した手法は
最初は難解で抵抗がありますが
ひとたび直筆の美しい線を意識すると
どこまでもそれを極めようと
精進したくなるから不思議です。
高村光太郎は、筆の機能が活かされていない書の線のことを
「死んだミミズのようだ」と言っています。
あらら、ひょっとして私の線のこと?!!?
2012.9.23